19/03/2026
【LEATHER and STORY|手仕事は国境を越えて】
2024年から続くJICA海外支援事業の続編として、3/4・5の2日間、ウズベキスタンの革職人3名をKEETSアトリエに招き、ウズベクの伝統的な敷織を使ったバックパック制作のワークショップを行いました。
目指したのは、現地で「仕事」として成立する革製品づくり。
バックパックの構造や考え方を共有しながら、型紙、裁断、縫製、仕立てまで、できる限り一緒に手を動かして形にしていきました。
短い時間の中で意識したのは、工程の“急所”をできる限り言語化して渡すこと。
どこを丁寧に見るべきか。
どこで仕上がりの差が出るのか。
そして、一切「まあ、これでいいか」で済ませないこと。
そうしたものづくりの姿勢そのものも、あわせて伝えられたらと思っていました。
その一方で、手仕事に向き合う空気には、ウズベキスタンと日本で共通するものも感じました。
道具を大切に扱うこと。
手を抜かず、形を整え、ひとつずつ積み重ねていくこと。
言葉が違っても、ものづくりの感覚には通じ合うものがありました。
1日目の夜は、我が家でちらし寿司を囲みながら、ささやかなおもてなしもしました。
仕事の話だけでなく、食卓をともにする時間があったことで、少し距離が縮まったように感じます。
彼らが国に帰り、この学びをそれぞれの現場で役立ててくれるなら、
それ以上にうれしく、誇りに思うことはありません。
そして同時に、教えることは、自分自身の技術や考え方を見つめ直す時間でもありました。
手仕事は国境を越えてつながれる。
この2日間は、そのことをあらためて実感する時間でした。
※本取り組みは、継続中のJICAプロジェクトの一環として実施しています。
As part of an ongoing JICA support project, we welcomed three leather artisans from Fergana, Uzbekistan, to the KEETS atelier for a two-day backpack workshop.
While sharing techniques, we also felt a common spirit of handcraft between Uzbekistan and Japan.
Handwork can connect people beyond borders.