03/06/2026
6月4日(木)営業時間 10:00~18:00
mozu cymbals
【Lius 20″ China Cymbal 御礼】 昨日、特別オーダーにて制作を進めておりました「Lius 20″ China Cymbal」を顧客様にお買い求めいただきました。 これまでにお手元に揃えられたLius Cymbalとの相性が抜群で、実際にセットを組んでその素晴らしいマッチングを実感された、と嬉しいお言葉をいただいております。誠にありがとうございました。
【新規委託販売のお知らせ:Craviotto Snare】 昨日、顧客様より大変貴重な「Craviotto」のスネアドラムの委託販売を承りました。
シェル: 厳選素材 マホガニー単板
状態: 前オーナー様はクラシック奏者。使用感が少なく、非常に綺麗なコンディションです。音抜けも素晴らしい最高峰の名機です。
背景: 数年前に野中貿易様より約30万円で購入された一台です(現在はオープン価格)。
販売予定価格: 20万円台後半を予定(詳細は決定次第、後日お知らせします)
付属品: 純正チューニングキー、純正スナッピー、汎用ソフトケース(※純正ヘッドは付属しません)
詳細の発表まで、今しばらくお待ちください。
マホガニー素材の補足
マホガニー(Mahogany)は、楽器、高級家具、建築材など幅広い分野で古くから愛されている王道の木材です。
特にアコースティックギターやドラムなどの楽器の世界においては、メイプルやローズウッドと並び、
絶対に欠かせない重要なトーンウッド(音響木材)として君臨しています。
その特性を「音響的特性」と「物理的・視覚的特性」に分けてご紹介します。
1. 音響的な特性(サウンドの傾向)
マホガニーのサウンドを一言で表すと、「温かみのある、ふくよかな中低音」です。
ふくよかなミドルレンジ(中音域): 高域がキンキンと尖ることがなく、耳に優しい丸みのあるサウンドが特徴です。
低域から中音域にかけての粘りや、独特の「いなせな」枯れたニュアンスが出やすいため、ジャズやブルース、トラディショナルな音楽に抜群にマッチします。
優れたサスティーンとシェル/ボディの共振: 適度な硬さと軽さ(密度)を持っているため、木材自体が非常によく振動します。
ドラムシェルにすれば「ふくよかで豊かな胴鳴り」を生み出し、ギターであれば「甘くウッディな残響」をもたらします。
ヴィンテージサウンドの核: 1960年代以前のヴィンテージドラム(SlingerlandやGretsch、Ludwigなど)のインナープライ(内側の層)や、
アコースティックギターの名器にはマホガニーが多用されており、私たちが「ヴィンテージのあの音」と感じるトーンの多くはマホガニーが担っています。
2. 物理的・視覚的な特性
木材としての扱いやすさやルックスにも、多くの優れた点があります。
優れた加工性と安定性: 乾燥させると狂いや歪みが非常に少ないため、楽器のネックやシェルの成形に最適です。木質が比較的素直で加工しやすく、
職人にとっても扱いやすい木材です。
美しい木目と経年変化: 赤褐色〜黄金色の美しい色合いを持っており、光の当たり方によってリボン模様(リボンフィギュア)と呼ばれる美しい縞模様が浮かび上がります。
「育つ」楽しさ: 時が経つにつれて深みのある濃い赤褐色へと変化(経年変化)していきます。視覚的な美しさだけでなく、長年使い込むことで木が乾燥し、
音もさらに「熟成」していく特性を持っています。
3. 現代におけるマホガニー(補足)
現在、古くから最高峰とされてきた「キューバンマホガニー」や「ホンジュラスマホガニー(ホンマホ)」は、乱伐により絶滅危惧種(ワシントン条約などの規制対象)となっており、
非常に入手困難で高価です。
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