14/05/2026
今の場所に店を移転してから東京の歴史がより身近になった。
毎日目にする神田川(旧平川)は江戸幕府の上水確保と治水工事が始まりで、現在の飯田橋、御茶ノ水、秋葉原まで続く川谷の開削は仙台藩の伊達政宗が拝命した。聖橋から眺める東西の高低差の風景はこうして作られた。僕は日々聖橋から輝く秋葉原を眺め江戸の風景を想像している。
店から徒歩圏内にはニコライ堂を皮切りに湯島聖堂、神田明神、湯島天神がある。湯島聖堂の石垣は江戸の浮世絵に描かれたものと何も変わらない。目を凝らせばそこに歴史がある。
店がこうした環境という事もあり、何か歴史と関わるような事がいつかできたらいいなと思っていた。
話は変わり、とある日、ある青年がアトラスに来てくれた。その時は古物の話に終始し、楽しく過ごしたが、彼が何者なのかはわからなかった(当然ですよね)
日を少しおき、再び彼が来てくれた時彼は言った。
"今日はお話があって来ました、実は僕、神主なんです"
彼は小川町の五十稲荷神社の神主だった。
その時、直感というものがあるならば、僕は確かな新しい縁を感じたのだった。とても気持ちの良い感覚だった。
そして今新しいささやかな計画が静かに始まろうとしている。またいつかその話ができたら。
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画像は五十稲荷神社
大通りから一本入るとそれはある。
参拝した日の夜、美しい夢を見た。今まで見た事ないような美しい夢。